半沢直樹第4弾「銀翼のイカロス」を読んで、実写化を妄想してみる

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前回は3日、今回は2日で読了してしまいました。
 
ikarosu
「銀翼のイカロス」
 
今回もおもしろくて、前回以上にあっという間でした。読み終えてから、いや読みながらずっと、キャスティングのことを考えてました。
というわけで今回もやってみました妄想キャスティング。
※前回はこちら→半沢直樹第3弾「ロスジェネの逆襲」を読んで、実写化を妄想してみる



  

待望の半沢シリーズ第4弾

今回の敵は社内①(vs支店長)、社内②(vs常務)、社内③(vs副頭取)ときて、社内(vs常務)&弁護士&政治家という豪華オールスター陣。第4弾とあってくるところまで来ましたね。
 
Relation
JALをモチーフにした航空会社の経営破綻→再生を舞台に半沢直樹が敵のしがらみや理不尽な悪行に屈せずに立ち向かっていく、まぁいつものパターンなんですが、この水戸黄門的なお決まりの展開がわかっていても楽しめる。それが半沢ワールド。
 

 
個人的には今回は、内藤部長が印象的でした。
以下の記事で池井戸先生も仰ってますが、ドラマのキャラクター(内藤部長役は吉田鋼太郎)をイメージして読めるのであまり描写がなくてもその場面が想像しやすい。
正義の味方なんて、つまらない|イマ輝いているひと、池井戸潤
 
内藤部長、今回も出番は多くはありませんがおいしいところに登場していました。現時点(2014年12月)で続編の話は出ていませんが、もしあれば内藤部長には今後もこれまでのスタンスで登場してほしいです。

2日半かけて熟考したキャスティングがこれだ!

で、読む時間よりも多く費やしてキャスティングを考えました。
 
まずはドラマのキャストをおさらい。(公式サイトの相関図より)
hanzawa_relation

今回もクセのあるキャラクターが多くかなり迷いましたが、知り合いの半沢ファン&ドラマフリーク(俳優をよく見ている)にも見てもらって納得の配役ができました。
それがこちら↓(写真は公式プロフィール参照、所属事務所にリンクしています)
 

●東京中央銀行
紀本 平八:常務取締役(債権管理担当、今回の社内の親玉)
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岸部一徳
細見、初老、メガネ、悪役。もう一徳さんしか思いつきませんでした。「不毛地帯」の副社長役で実績ありますしね。
 
 
曾根崎 雄也: 審査部次長(半沢の前任担当、半沢を敵対視している)
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井浦新
陰湿、下には強くて上には弱い、長身。ここは迷いましたが、「リッチマンプアウーマン」の朝比奈恒介役で見せた演技がとても憎たらしかったので選びました。
 
 
田島 春:審査部調査役(半沢のメンバーに配属、半沢に全幅の信頼を寄せる)
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森山未来
曾根崎の部下だが曾根崎に対して敵意をむき出しにし、一方で半沢には好意を示して精力的に働く。情に厚い若手で堺雅人とからんでも見劣りしない演技力。ここは迷いましたが彼を選びました。ちょっとスーツのイメージがないですが、そこは彼の新たな一面になるかなと。
 
 
富岡 義則:検査部部長代理(元・半沢の教育担当)
susumu
寺島進
ここも非常に迷いましたが、出世コースから外れたアウトロー、オッサンくささ漂う雰囲気を出している人。ギバちゃん、小林薫も考えましたがもうちょっと不良な要素が欲しくてこの方を選びました。ただ、本当は赤井秀和が一番イメージに合っていたんですが、既出だったので除きました。
 
 
灰谷 英介:法人部部長代理(紀本一派、半沢を冷たくあしらう)
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小市慢太郎
白髪のアラフィフで嫌な顔が画になる大物感のない脇役。ということでこの方に。けっこうすぐ顔が浮かびました。
 
 
●帝国航空
神谷 巌夫:社長
kei
山本圭
年配、カタブツ、皮肉っぽい。なかなかいそうでいないと思って探して辿りついたのがこの方。「SP」での首相役で悪役の実績もあるので合うかと。
 
 
山久 登:財務部長
yousuke
斉藤洋介
年配、助役、皮肉っぽい、小心者、泣き顔が画になる。山崎一も候補に挙げましたが、泣き顔を思い浮かべたらこの方になりました。
 
 
●開発投資銀行
谷川 幸代:企業金融部第四部次長
yasuko
松雪泰子
芯が強い、真面目、正義感が強い、悩んでいる姿が画になるアラフォー。すぐに決まりました。この人以上の適任はいないと思います。
 
 
●タスクフォース
乃原 正太:帝国航空再生タスクフォース リーダー
ikkou
古谷一行
無精ひげとタバコが似合う、気が強い、恰幅がいい。こちらもすぐに決まりました。初めて話に登場するシーンからこの方を思い浮かべながら読み進めていました。
 
 
三国 宏:帝国航空再生タスクフォース サブリーダー
shigeyuki
戸次重幸
眼鏡が似合う、クール、エリート臭(見下す)、仕事デキる感。佐々木蔵之介も思い浮かびましたが、ちょっと存在感が強すぎるなと。そこでここは今ノリに乗っているこの方に。いい具合の存在感で憎ったらしい感じを出してくれるかなと。
 
 
●政治家
的場 一郎:内閣総理大臣
jun
国村準
熱くならずに冷静に指示を出せるボス。白井亜希子と対照的にしたかったので、ポーカーフェイスで話をするイメージがあるこの方に。
 
 
白井 亜希子:国土交通大臣
mayumi
若村真由美
アナウンサーやってた感(すらっと美人)、高飛車、勝ち気、ヒステリック、悔しがる顔が画になる。こちらも即決。この方の顔をイメージしながら読み進めました。
 
 
箕部 啓治:進政党の重鎮
renji
石橋蓮司
影の黒幕感。「20世紀少年」の万丈目役が印象的なこの方。料亭での密談も似合いそう。
 
 
どうでしょう?
曾根崎、富岡が選考に悩みましたがあとは割とスムーズに決まりました。ぜひぜひご意見お聞きしたいです。

どうなる実写化

ただ、実写化の道のりは厳しそうですね。
ドラマ(第1弾、第2弾)が放送されたのがもう1年半前。その後、第3弾「ロスジェネの逆襲」の映画化やドラマ化の噂は絶えませんが動きがありません。
 
そんな中、こんなニュースが出てきました。
TBSが『半沢直樹』続編を決断 堺雅人に三行半で白羽の矢が立った西島秀俊
 
えぇ~~~~~!!!!???って感じですよね。
堺雅人が出ないってのはちょっとキツいですよ。織田裕二じゃない青島刑事、キムタクじゃない久利生検事なんて想像付きませんもんね。
 
このキャスティングの答え合わせもできないのか・・・
TBSと田辺エージェンシー各社にはなんとか折り合いをつけて続編の実写化を実現していただきたいです。
 
 
おしまい

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