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「チョコレートドーナツ」を観てアラン・カミングのファンになった

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最近、30近くなったせいか涙脆くなってる気が。。
この前もこの映画観てボロ泣きしました。
 
chocolatedonuts
(c)2012 FAMLEEFILM, LLC
 
ということで今回は映画「チョコレートドーナツ」について書いてみました。
 



  

実話を基にしたストーリー

あらすじに関してはオフィシャルサイトを見るのが一番。ということでここでは割愛。
イントロダクション|映画『チョコレートドーナツ』 オフィシャルサイト
 
一言で言ってしまうと、母に見捨てられたダウン症の少年マルコと彼を育てようとするゲイカップル、ルディとポールのお話・・・と言葉にするとなんと淡白な(´Д` )
 
たまたま見ていた「王様のブランチ」の映画コーナーで知りました。
LiLiCoが紹介しながら泣いていたんですよ。それも、紹介後の観覧応募の告知でも取り乱すほどに。あの方が泣いている光景は何度か見たことありましたが、ここまで取り乱すほど感極まっているのを初めて見ました。
 
でも、予告観て納得しました。


 
アメリカで獲得した賞の多くが観客賞というところも特筆すべき点ですね。
それだけ観た人に支持されているということなんでしょう。

同性愛者に対する差別

舞台は1979年のカリフォルニア。前年の1978年には同性愛者であることを公言して初めて公職に就いたハーヴィー・ミルクが暗殺される事件が起きるなど、性的マイノリティに対する偏見や差別が激しかった時代。
(「ミルク」はより当時の同性愛者の実情を描いていたと思います。)
 


 

 
当然2人も好奇な目で見られ、マルコと離れ離れになっしまいます。
ゲイであるというだけで社会的地位を失ったり、法廷の場でもゲイ=悪という先入観をもたれ裁かれてしまうというのはやっぱりおかしいと思いました。
 
僕が好きなディスコやハウスというダンスミュージックは、ゲイカルチャーの中で愛され昇華されたから今があります。音楽の歴史を知る中で、彼らがどれほど過酷な状況に追いやられていたかを知ることができました。だからこそ、劇中で2人が不当な仕打ちを受ける様は胸が痛みました。

主演のアラン・カミングが素晴らしい

まず、マルコ役のアイザック・レイヴァ、とてもチャーミングでした。
 
IsaacLeyva
(オフィシャルサイトより)
 
自身もダウン症とのことですが、嬉しさを表す笑顔や涙、寂しそうな表情にグッときました。
 
そして、主演のアラン・カミング、本当に素晴らしかったです。
 
AlanCumming
(オフィシャルサイトより)
 
感情的でおせっかいで唄うことが好き、とても魅力的な役を見事に演じていました。(プロフィールによると、自身がバイセクシャルで同性婚をしているそうです。)
もともと舞台の人で、98年には「キャバレー」で演劇界のアカデミー賞と言われるトニー賞を受賞しています。ステージで唄うシーンはこのキャリアに恥じない名演だったと思います。
 
特に、ラストのBob Dylan「I Shall Be Released」を熱唱するシーンは胸をギュッと掴まれました。(予告の後半に流れてます)
この曲、多くの人にカバーされていて、日本でもRCサクセションやTHE HIGH-LOWSがライブで披露していたこともあるんですね。
 
・The Band


 
・Jack Johnson

 
・RCサクセション

 
・Tom Robinson & The High-Lows

 
アラン・カミングもこれらに負けないくらいのパフォーマンスだったと思います。
 
 

映画館で観れてよかったと思える映画でした。都内は銀座シネスイッチのみでの上映だったので、そこで観たんですがなんと大盛況で人生初の立ち見でした。
映画館もホクホクだったみたいで。
「チョコレートドーナツ」大ヒットスタート シネスイッチ銀座で8年ぶりの記録更新
 
この反響を受けてか上映館が増えたみたいで、5/10から新宿シネマカリテ、5/17から渋谷シネパレス&イオンシネマ板橋と都内拡大公開が決定。全国でも順次公開とのことです。
劇場情報→http://bitters.co.jp/choco/theater.html
 
子持ちのパパママに特にオススメです。ぜひ劇場へ。
 

 
 
 
 
 
>>>最後にちょっと内容に注文(ネタバレ)<<<
 
 
 

もっと時間をかけてもよかった

ルディとポールが出会う→マルコの母親が逮捕される→3人で一緒に暮らす、ここまでの展開がすごく早かったと思います。それぞれが出会ってから一緒に暮らすまでがあっという間でちょっと違和感。また、3人が暮らしてから離れ離れになるのもあっという間だったなぁと。よく言えば、テンポがいいですが、ちょっと展開が駆け足だった気がします。
 
当時、同性愛者がどれほど忌み嫌われていたのかという描写がもう少しあってよかったと思います。話の本筋には直接関係のない、いわゆる“あそび”のシーンがあることでキモになるシーンが引き立ち、より感情移入ができた気がします。尺が97分だったことを考えても、“あそび”を足して120分くらいにした内容で観たかったです
まぁ、このへんは“あそび”を入れ過ぎても間延びしてしまうので、さじ加減が難しいところですが。。

 
 
おしまい

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