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勝手にあまちゃんアワード (アキは除く)

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ついに終わってしまった。。。

あまちゃんが(´Д` )
amatitle
http://www1.nhk.or.jp/amachan/
 
つらい。本当につらい。
北三陸の皆さんと歩んだこの1ヵ月、あっという間でした。
来月から乗車率150%の通勤電車の中で何を楽しみにすればよいというのか!
これが噂に名高いあまロスってやつですね。。。
能年ちゃんでさえひきずっているみたいですもんね。
 
余韻にひたらずにはやっていられないので、超個人的にキャストの皆様を勝手に表彰したいと思います。




  

【MVPはやっぱりあの方】

最初に断っておきますが、主演の能年ちゃんは外してみました。
アキのキャラクター像があって能年ちゃんがハマったのか、能年ちゃんのキャラクターに合わせてクドカンがアキのキャラクター像を作っていったのかは定かでないですが、アキは能年ちゃんじゃないとダメだったと強く思うほどハマっていたと思います。本当に可愛かった。
 
アキだけでなく、すべてのキャストがハマり役だったと思えるほど、キャスト、脚本、演出が一体となっていたんだと思います。
そんな中、あーでもないこーでもないと妄想して賞を選んでみました。
 
まず三役。
 
・敢闘賞 薬師丸ひろ子(鈴鹿ひろ美役)
suzukahiromi
終盤でグッと見せ場が来ましたね。
クドカン作品では、前に「木更津キャッツアイ」に出演していた経緯もあってか、今回もコミカルさが健在でした。
本人のプロフィールを見ると、デビュー時代には唄わないアイドルと呼ばれていたこともあったそうな。鈴鹿ひろ美のキャラ設定は本人をモチーフにしていたのかもしれません。
 
・技能賞 荒川良々(吉田正義役)
yoshida
平泉成、塩見三省、渡辺えり、吹越満、杉本哲太、古田新太、etc.
数々のベテラン名バイプレイヤーが多く出演していたのでとても迷いましたが、やはりこの人の独特の存在感、やっぱりたまりませんでした。
クドカン作品には必ずと言っていいほど出演してますが、基本的にキャラ設定はいつも一緒w
でも、唯一無二の"のほほん"としたキャラがいいんですよね。今回も杉本哲太、吹越満とリアスでのたわいもないやり取りで存分に存在感を発揮していたと思います。
 
・殊勲賞 伊勢志摩(花巻珠子役)
hanamaki
もう文句なし。出演機会は少ないのに圧倒的な存在感。一番笑わせてもらいました。
クドカンが好きな音楽ネタもちらほら。中でも「ジェームスブラウンか!」のツッコミ、ジョージクルーニーのカフェアート、「わかるやつにだけわかればいい」の決めゼリフが印象的です。
参照:【あまちゃん】花巻さんの名言集[カッコよすぎる白ババア]
今回初めて見た気がしますが、大人計画の所属で「恋のチカラ」にも出ていたそうな。
注目されてドラマ出演が増えることを切に願います。
 
・優秀賞 宮本信子(天野夏役)
natsu
小学生の頃に観た「スーパーの女」以来に見た気がします。
素晴らしかったです。夏ばっぱ=宮本信子でした。インタビューなどの普段の上品な口調とキレイな声を伏せて、トーンを下げたダミ声とコテコテの三陸訛り?が見事に板についていた気がします。
髪型も素敵でしたね。なんでも、美容院で50歳以上のマダムの夏ばっぱの髪型の注文が増えたという話もあります。(
ジャズシンガーとしても活動されているみたいです。
改めてこの方の魅力に関心を持ったので、伊丹監督作品を見直したいと思います。
 
・最優秀賞 小泉今日子(天野春子役)
haruko
近年の主演作「最後から二番目の恋」を上回る代表作になったのではと思います。
演技はもちろん、本人の元アイドルというプロフィール、本当に元ヤンだったのではと思えてしまう悪態、母や娘に素直になれない不器用さ、もうキョンキョンをおいて他にいなかったと思います。
そして、なにより「潮騒のメモリー」


 
本人も"全力で17歳のマーメイドの気分で唄いました"と話しているように、あえて80年代アイドルの唄い方を意識していたように感じます(特に節回し)。
25年越しに母、からの謝罪を受けて取り乱すシーン、ユイを更生させるシーン、太巻さんに啖呵を切るシーン、そして一番好きなアキが北鉄に乗って東京に向かう時に「私変わった?」と聞かれて答えるシーン、もう人間小泉今日子の魅力をこれでもかってくらいに魅せつけられました。

 

【脚本、演出、音楽も素晴らしかった】

各キャストがあれだけ魅力的に映ったのも、脚本、演出、音楽が素晴らしかったからだと思います。
 
チーフ演出・井上剛インタビュー
みんなといっしょに作って、みんなが歌ってくれた“潮騒のメモリー”by 音楽家・大友良英
NHK連続テレビ小説:「あまちゃん」あす最終回 震災「なしにできない」−−宮城出身・脚本の宮藤さん
 
これらの記事を読んでも、スタッフの強い思い入れが伝わってきます。
クドカン作品は今までにも多く観ていましたが、あのクスッとなる小ネタが朝ドラでも出るのか半信半疑でしたが、演出がしっかりクドカンワールドを描いていたと思います。
あとは大友さんの音楽も本当に素晴らしかったですよね。
潮騒のメモリーやオープニング曲の他にもドラマの各場面で使われていたBGMがキャッチーで耳に残る。あまちゃんの世界観を作っていたと思います。
 


 
半沢直樹にも夢中になりましたが、あまちゃんはさらに夢中になりました。
1ヵ月で全話を見ないといけなかったこともあって一気に見たので、あまちゃんの登場人物たちと一緒に生活していた錯覚に陥ります。
それだけ生活の一部でした・・・涙
 
能年ちゃんは続編を期待しているようですが、あまちゃんはあそこで終わったほうがキレイな気がしますし、クドカンも難色を示しているので難しいんじゃないでしょうかね。
でも、紅白に誰かしらは出場しそうなので今年の大晦日はNHKにお世話になろうと思います。
 

 
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おしまい

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