またまた行ってきました。
代官山蔦屋でございます。
おかげさまで以前書いたレポートが未だ好評を博しておりいます。ありがとうございます。
長居せずにはいられない代官山蔦屋(TSUTAYA)書店に初潜入した
ちなみに上の記事で紹介していた、割りと空いてる“座り読み”に最適な穴場スポット、
なくなってました(´Д` )
今回は第2弾として、2Fのカフェに潜入してきましたのでそのレポートをお送りします。
2Fにあるカフェの名前はAnjin
階段を上るとそこにはオトナの雰囲気漂う空間が広がっていました。
いきなり屏風絵どーん!
とてもインパクトあります。
その前に上品なソファが並び、週末ということもあってほとんどの席が埋まっていました。
自分の前に3組ほど席待ちが出ていましたが、10分ほどで席に案内。
おひとり様向けの大きいテーブル席。
座ってメニューを案内されると、、、
iPad!おしゃれですね〜
おやつどきだったので、ケーキセットをオーダー。
場所の雰囲気もあってか上品に見えました。
ま、これで1200円しましたがねw(味は普通)
ま、チャージ上乗せってことで納得しておきます。
様々な雑誌のバックナンバーを読み放題
ここの最大の魅力といえばなんたって、様々な雑誌のバックナンバーが読めることですよ。
ざっと気になったものを挙げても・・・
・ポパイ
・BLUTUS
・平凡パンチ
・VOGUE
・anan
・キネマ旬報
・写楽
・studiovoice
・ミュージックマガジン
もう、口半開きのニヤケ面で店内徘徊してしまいました。
すごいのが、バックナンバーといっても一般的な過去1年分とかではなく、
30年前!もっと前の創刊時からありました。
それもデータじゃなくてページをめくって読める。
自分、感動しました!
ここでしか知り得ない気付き
マンガ「20世紀少年」の回想シーンや静岡ロックンロール組合の歌詞でしか知り得なかった「平凡パンチ」を手に取ったときの興奮といったらもうヤバかったです。
読んでみたのは、「20世紀少年」のシーンでも出てきた、
1969年のやつ!
高度経済成長、安保闘争、月面着陸、反戦運動、ベッドイン、ウッドストック、ストーンウォールの反乱、etc.時代がめまぐるしい勢いで動いていた年。
表紙をめくっていきなり衝撃を受けました。
法律は改正されても、この前の年にキング牧師が暗殺されてまだまだ人種差別は色濃く残っていましたもんね。そんな出来事が歴史としてではなく、最近のニュースとして取り上げられていることに時代を感じました。
1970年のミュージックマガジンを読んでも、去年のウッドストックは凄かったとかジミヘンはまだ追悼する気になれない(この前の年に逝去)とか書いてあって、ここでもやはり僕にとっての歴史上の出来事がつい最近起きた現在のこととして書かれていました。羨ましい気持ちで読んでました。
30年前のBLUTUSにはカセットテープの広告が大きく載っていたり、最新のトレンドとしてCDコンポが紹介されていたり、今再ブームになってるプロデューサー巻きしたモデルがポーズを決めたりしていました。
その時代の空気にちょっとだけ触れられた気がします。
発行元の出版社にでも行かない限り、できない体験をしていることを考えると1200円(ケーキセット代)なんてめちゃくちゃ安いです。
好奇心のツボ押されっぱなしでした。時間がいくらあっても足りないので、「今日はこの雑誌を読む」と絞って行かれることをオススメします。
Anjinオフィシャルサイト
おしまい