雑記

日ハム栗山監督の受け答えがステキすぎる件

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先日、久々にサッポロ黒ラベルをいただきました。黒ラベル

 

僕は特別な時しか黒ラベルを飲むことができません。
正月、ライジングサン、ホームパーティーなど、つまりはめでたい時です。

 

何があったか?

 

 

 

日ハム優勝

日本ハムが優勝したんです!

いや~めでたい。おめでとうございます。
道産子のはしくれとして、04年の北海道移転後は応援しております。
今年はなんといっても栗山監督です。

栗山秀樹

なんたって監督一年生。さらにコーチも未経験。あの落合博満氏に続いて史上2人目。
いや~素晴らしい。ジャーナリスト時代から好きだったので嬉しい限りです。
そんな栗山監督がビールかけの後に受けていたインタビューの対応が
素晴らしかったので 紹介します。

 

相手のことを考えたコミュニケーション

観たのは、優勝当日のすぽるとでした。
生放送でインタビュアーのアナウンサーの他に解説者(元横浜の野村さん)が一人いました。 僕が感心したのは以下3点。

①長すぎず短すぎないコメント尺

すぽるとは生放送です。当然このインタビューも時間は決められており、
限られた時間の中でいかに栗山監督の想いをお茶の間に届けられるかが
番組のミッションなわけです。

生放送は当然編集できないので、インタビューに対してのコメントは長すぎると
あまり質問できなくなってしまうし、逆に短すぎても話が広がらなくて観てる側が
つまらなくなっちゃうものです。

話し手には、コンパクトでありながら、聞き手が掘り下げられるコメント尺が求められます。
栗山さんはこのコメント尺が絶妙でした。
まとまっていながらある程度の量を話すので、聞き手が突っ込んで話を広げられていた
ように感じました。

②視聴者の意図を汲む配慮
取材インタビューの機会が多いアナウンサーには、
視聴者が知りたいであろう話し手の言葉を聞き出すヒアリングが欠かせない
と思うのですが、 アナウンサーの誰もがこういったヒアリングができるかと言うと
そうではないみたいです。

「胴上げされているときはどんな心境でしたか?」

うん、悪くない。悪くないんですがね。
もう少し突っ込んだ質問をしてほしい気がするんですよ。

そこらへんは解説の野村さんがされてましたが(それが役割)、
栗山監督のすごいところは、どうでしたかといったばっくりした質問でも
自分の想い・考えを盛り込んで回答することです。

それでもって喋りすぎない、簡潔でわかりやすい。 惚れちゃいますね。
(もしかしたら栗山監督がここまで自らトークを展開できる力があることを見越して敢えて漠然とした質問をしていたかもしれまん・・・ってそれは深読みしすぎか)

③会話に巻き込む
先にも説明したとおり、インタビュー現場には栗山監督とアナウンサーの他に、
解説者(野村さん)が一人いました。

本来、口下手な話し手の時に言葉をフォローしたりする役割が解説者にはありますが、
そこは栗山監督。フォロー必要なしw
栗山監督のさらにすごいところは解説者にも話題を振るんです。
これで場にいる3人がトークに参加している状態が出来上がりました。
完全にその場をコントロールしていました。ピルロみたいでした。

 

 

根っこには情がある

上で述べたように、ジャーナリスト出身ということもあり、
コミュニケーション能力に優れていることはわかりました。

じゃあ、それだけで優勝を果たせたかというとそれは違うと思います。
栗山監督の根底には、
いかに選手の力を引き出すか、のびのびとプレーしてもらうか、
という想い・情熱があったと思います。

そんな栗山監督の人となりがあらわれている記事↓
・栗山監督1年生V!「何もしない」極意
・なぜ日ハムは優勝できたのか? 新米監督・栗山英樹の人心掌握術
・肩を貸したのは 日本ハム・栗山監督だった プロ野球 

ジャーナリスト時代からアツい人でしたからね。

とりあえあず本が出たみたいなので、読んでみたいと思います。

これからクライマックスシリーズ。
日本シリーズに勝ち進んでまた黒ラベルを飲ませてほしいです!

 

おしまい

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