毎年思うけど1年って本当にあっという間。
今年もInstagramを頼りに1年を振り返り。
Instagramで振り返る2016年の出来事10選
NO RADIO, NO LIFE
テレビの視聴時間より多かったんじゃないかと思うくらいラジオを聴いてました。いつもRadikoのお世話になってます。11月からタイムフリー聴取ができるようになってからはさらに聴くようになりました。BRUTUSのラジオ特集はラジオの歴史や番組作りの裏側などが知れてよりラジオを好きになれる名企画。ラジオについても書きたいなぁ。
懐かしの「ガチャ」
Facebookの記事で中目黒にカセット専門店ができたと知り、さっそく訪問。店主と話をすれば、お店に並んでいるほとんどが当時のデッドストックのものでした。物心ついたときには市販の音源はCDだったので、パッケージされたカセットは新鮮でカッコよく見えました。残念ながら我が家にカセットの再生環境がなかったけど、実家のコンポにはついていたことを思い出し、帰省時の母親へのお土産として「ブルースブラザーズ」のサントラを購入。
実家でコンポに入れて聴いてみる。再生時の「ガチャ」という音がとても懐かしい。決してクリアな音ではないけれど、程よいライト感というかBGMには心地よい音質な気がしました。
バックグラウンドを知る大切さ
シカゴ、デトロイトで70~80年代に起きた音楽ムーブメントの回顧録、「ブラックマシンミュージック」という名著を読みました。実は昨年のうちに読み終えてましたが、この作品のレビューは絶対に書きたいと思いながらズルズル時間が経って8か月かけて書き上げました(レビュー記事はこちら)。
カルチャーにはその成り立ちを形成するバックグラウンドがあって、それを知ることでよりそのカルチャーを理解し、さらに好きになることができるんだなと感じました。
イカしたコンゴの紳士たち
NHKの特集を観て彼ら「サプール」を知ったきっかけ。自身の何か月分もの給料をブランドのスーツにつぎ込みオシャレをするファンキーなところ、「武器を捨て、エレガントな装いをしよう」という思想、すぐに彼らのファンになりました。写真は彼らの展示会に行ったときのもの。カッコよかったです。
魅惑の奥渋
最近話題の奥渋谷を探索。小路を入っていくとこじんまりとしたおもしろい店がポツポツ。その中でもこのお店は内装も店主もとても魅力的だったのを覚えています。
気づけば通い続けて10年
下北沢にあるカフェ「CITY COUNTRY CITY」。学生時代、就活で上京した際に初めて訪れてから10年経ったことが感慨深かった。最初は学生だったのが社会人になり、結婚してからは妻と来るようになり、子どもが生まれてからは家族で来るようになり。これからもずっと通い続けたい大好きなお店です。
YELLOW系譜を受け継ぐ箱で
去年AIRが無くなったとき、「自分の好きなDJたちがプレイできる箱はもう無いんじゃないんか?」という不安がありました(参照→日本のクラブシ-ンの今後を考える~代官山AIRクローズによせて~)。それがこのContactオープンのニュースを聞いて解消されたのを覚えています。中でも胸アツだったのが、「ブッキングはYELLOW、eleven、AIRを継承したテイストになりそうです。」という記載。実際、オープンしてからのラインナップはその通りになっていました。そして、8/20、大好きなNicky Sianoが最後の来日になると聞いて駆けつけました。フロアに入って実感しました。YELLOW、eleven、AIRに通ずるアンダーグラウンドな匂い。ダンスミュージックを体感できる空間。末永く続いていってほしいです。
久々のプレイ
家でターンテーブルをいじることはあったけれど、人前でDJをする機会はもうないと思っていました。が、縁あって職場の飲み会でプレイすることに。音響もショボいし、プレイもグデグデだったけどすごく楽しかった。やっぱり自分はDJが好きなんだなと実感しました。
R・I・P
著名人の訃報が相次いだ今年、その中でも自分にとって一番衝撃だったのはDavid Mancusoが亡くなったことでした。映画「MAESTRO」を観て以来、ずっと憧れていたDJ。結局一度も観ることはできなかったけれど、この方の思想が今のクラブカルチャーの礎になっていることにダンスミュージックラヴァーとしてものすごく感謝しています。やすらかに。
故郷の広い空
夏に家族で帰省。とにかく天気が良くて、青い空が一面に広がっていたのを今でも覚えています。やっぱ地元っていいなと、帰れる場所があるのっていいなと思いました。
と、Instagramで振り返ると音楽ネタが多かったなと。色々しんどいことも多かった1年だったけど、音楽に支えられてたなと改めて実感。
忙しさにかまけてあまり記事を書けなかったので、来年は今年よりは書きたいなと思います。
というわけで、2017年もトクログを何卒よろしくお願い申し上げます。
おしまい